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ベリーの個人レベルの文化受容の態度の4つのタイプとは?

ベリーの文化変容とは 統合 同化 周辺化 境界化 分離 離脱

「ベリーの文化受容の態度」とは、ジョン・W・ベリー(John W. Berry)による文化受容に関する理論のこと。異文化との接触において、個人やグループがどのような態度を取るかを分類した。

1. 統合(Integration)

2. 同化(Assimilation)

3. 分離(Separation)

4. 周辺化(Marginalization)

この理論は、個人やグループが異文化環境においてどのように振る舞うかを理解するために役立つものです。たとえば、移民や留学生が新しい国でどのように適応するかを分析する際に使用されます。

ジョン・W・ベリー(John W. Berry)の文化受容の理論では、異文化環境での適応について4つのタイプに分類されています。これらは、自分の文化を維持する意欲新しい文化を受け入れる意欲の2つの軸によって決まります。それぞれを詳しく説明します。


1. 統合(Integration)


2. 同化(Assimilation)


3. 分離(Separation)


4. 周辺化(Marginalization)


まとめ

文化維持新文化受容タイプ
高い高い統合(Integration)
低い高い同化(Assimilation)
高い低い分離(Separation)
低い低い周辺化(Marginalization)

この4つのタイプは、移民、留学生、あるいは多文化社会に住む人々がどのように文化的適応を試みるかを理解する際に有用です。それぞれのタイプが現れる背景には、個人の価値観受け入れ側の社会環境が影響しています。

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ベリーの文化受容でやりたい過去問

令和6年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題8問3【同化】

令和4年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題8問2【分離】

令和2年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題8問5【統合】

平成30年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題8問4【分離】

平成29年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題8問3【周辺化】

平成27年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題9問4【同化】

平成24年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題10【文化変容】

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