【過去問解説】令和元年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題7【2019】上級レベルの留学生を対象としたプレゼンテーションの授業

R1試験Ⅲ
LINE友だち募集中!
はまをフォローする
スポンサーリンク
LINE友だち募集中!
はまをフォローする

合格するための過去問解説講座をYouTubeで見る

スポンサーリンク

問1の解き方

1.プレゼンの注意点

①終わらなそうな場合は早く話して全て伝えよう。

②同じテンポとトーンで話して聞き取りやすく。

③専門用語や略語を積極的に使用し、聞き手の知的学習を促進しよう。

④最初に概要を話し、全体の道筋を示そう。

①× 伝わることが大事。

②×同じテンポとトーンで眠くなる。

③×専門用語ばかりだと理解できない。

④〇次に来ることがわかると理解しやすい。

1.全てを伝えようとしない。

2.道筋を示して迷わぬように。

3.大学教授の眠い授業。

4.専門用語でチンプンカンプン。

答えは2

スポンサーリンク

問2の解き方

ルーブリックについては下の記事をどうぞ

1.プレゼンの評価に最適。うちも使っています。

2.紙のテストのほうが大規模な客観テストには向いているかと。

3.コメントを書く欄はない。

4.自由記述欄はない。

答えは1

スポンサーリンク

問3の解き方

3.スライドでの情報の示し方

①1文は短く。長い時は体言止めを使用。

②情報ごとに文をわける。

③アニメーションを多用しない。

④引用する際は出典を示す。

1.1文に1情報。

2.アニメーション多用は気が散る。

3.引用で必要なこと

4.体言止めも使用し、できるだけ短く。

答えは2

スポンサーリンク

問4の解き方

4.ら抜き言葉とは

 2グループ(一段活用)の動詞の可能形の「ら」を抜くこと。

例)

食べられる→食べれる

見られる→見れる

動詞のグループの見分け方

「ない」をつけてみる!

「ない」の前が「a」→1グループ

例)書かない、飲まない、話さない

「ない」の前が「i/e」→2グループ

例)見ない、食べない

「する」「くる」は3グループ

可能形の作り方

 1グループ

書く→書ける

歌う→歌える

話す→話せる

ルール:u→eる

 2グループ

食べる→食べられる

見る→見られる

寝る→寝られる
ルール:る→られる

 3グループ

する→できる

来る→来られる

どうして「ら抜き言葉」?

 2グループの動詞(&来る)の受身形の形が同じでわかりにくいから。

例)

私は鬼に食べられた(受身形)

私は鬼を食べられた(可能形)

「ら抜き言葉」は試験Ⅲ問題2にも

さ入れ言葉とは

 1グループ(五段活用)の動詞の使役形に「さ」を入れてしまうこと。

例)

書かせる〇 書かさせる×

歌わせる〇 歌わさせる×

使役形の作り方

 1グループ

書く→書かせる(書かす)

歌う→歌わせる(歌わす)

話す→話させる(話さす)

ルール:u→aせる(う→わせる)

2グループ

食べる→食べさせる

見る→見させる

寝る→寝させる

ルール:る→させる

3グループ

する→させる

くる→来させる

どうして「さ入れ言葉」?

丁寧に許可をもらおうと思って。

1グループの動詞にもつい入れちゃう。

書かさせていただきます×(書かせる)

歌わさせていただきます×(歌わせる)

話させていただきます〇(話させる)

見させていただきます〇(見させる)

1.「分かんない」→「分からない」

カジュアル表現の使用

2.「いかれません」→「いけません」

可能表現の違い

(助動詞「れる」→可能動詞「いける」)

3.「おわらさせる」→「おわらせる」

さ入れ言葉の使用

4.「させていただきました」

許可表現

答えは3

スポンサーリンク

問5の解き方

質疑応答の指導方法

①質疑応答の時にもスライドの画面は残す。②聞き手の疑問を予想し、準備しよう。

③質問者の意図を読み取って答える。

④わからないことはわからないと正直に。

1.スライドの画面は残そう。

2.分からないことは分からないと言おう。

3.想定問答集とか。プレゼンに入れるとか。4.質問者の意図を読み取ろう。

答えは1

タイトルとURLをコピーしました