問題4の詳しい解き方は下の記事をどうぞ。
1番の正答率 問1は87.6、問2は87.6
1番問1の解き方
日本人:何がいいかな?
留学生:大きいものがいいですよ。人形がいいですよ。
日本人:ぬいぐるみとか? 困るんじゃないかな?
留学生:こまらないですよ。〜女の人はみんなうれしいです。
上記会話の抜粋のとおり、Aは「かな」「とか」など断定的な表現を避けているのに対し、留学生は「です」「ですよ」という断定的な表現を多用している。
よって、答えはd
1番問2の解き方
日本人:それでいいんじゃない?
留学生:いいじゃないですか。だめですか。じゃあ何がいいですか。
日本人大学生は同意の意味で「いいんじゃない↑」と言いましたが
留学生はそれを否定(いいんじゃない↓)と誤って理解したため、いらだってしまいました。
よって、答えはa
2番の正答率 問1は41.9、問2は39.6
2番問1の解き方
選択肢1
前舌母音:「い」と「え」
後舌母音:「う」と「お」
「メッセージ」→「メッスージ」
「パーセント」→「パースント」
se→su
前舌母音「え」が後舌母音「う」化しています。
○
選択肢2
「スマホ」→「スマホー」
「じしょ」→「じしょー」
「でんしゃ」→「でんしゃー」
短音が長音化してます。
○
選択肢3
「パースント」
撥音(ン)の脱落は見られません。
選択肢4
「私たちのグループは」
「アンケートに答えた人は」
「一番多かったアプリは」
「インタビューで」
句末が強調されています。
よって、答えはc
2番問2の解き方
「皆さんがどのようなアプリを使っていますか知りたいと思いました」×
→「「皆さんがどのようなアプリを使っているか知りたいと思いました」
「アプリで誰と話しますかを調べました」×
→「アプリで誰と話すかを調べました」
疑問節の作り方がおかしいです。
よって、答えはb
3番の正答率 問1は71、問2は28.6
3番問1の解き方
学習者:ちかくのこえんに行きました。
教師:ちかくのこうえんに行きました。
学習者:公園でそじしました。
教師:ああ、公園でそうじしました。
学習者:どぐかりて、ゆがたまで、パンとコーヒー、もらいました。
教師:どうぐをかりて、ゆうがたまで、パンとコーヒーをもらいました。
このように学習者の誤りをさりげなく言い直すフィードバックをリキャストと言います。
よって、答えはb
3番問2の解き方
「どうぐ」を「どぐ」
[ou]→[o]
「そうじ」を「そじ」
[ou]→[o]
「こうえん」を「こえん」
[ou]→[o]
「ゆうがた」を「ゆがた」
[uu]→[u]
という間違い。母音が短くなっている。
選択肢はどれも長い母音がある。見分けがつきにくい。
そんな母音?
[ou]と[uu]があるのは選択肢c
よって、答えはc