問1の解き方【CEFRのA2レベルのCan-do】
CEFRはときどき出題されるので
A2がどのぐらいのレベルか知っておいてください。
シンプルに言えば
A:初級
B:中級
C:上級
です。
本問はA2ですから初級です。
選択肢1
この選択肢は難しい。Aが初級だと知っていなければ切れないです。
「詳しく明瞭な文章」は初級では難しいです。
選択肢2
この選択肢は資料を見れば切れます。
資料の2課題の提示を見ると
「あなたのふるさとの有名な場所などについて300字ぐらいで書いてください」
とあります。
「複数の観光地」という指定はありませんので
明らかに変です。
選択肢3
この選択肢も同じく「自分の経験」を書けという指定はありませんので
明らかに変です。
選択肢4
これです。
「短い簡単な文」
初級にふさわしいです。
よって、答えは4
問2の解き方【マインドマップの作成方法】
マインドマップとは何か?
という問題です。
マインドマップとは、紙の中央にキーワードやイメージを描き、その周りに頭に浮かんだことを書き出し、線でつないでアイディアを整理することです。
よって、答えは2
問3の解き方【ピア・レスポンスを行う目的とは】
ピアは日本語教育能力検定試験の大好物なのでしっかり理解しておきましょう。
ピアは英語でpeer(同等の人・対等の人)です。
「同等」「対等」なので、選択肢1の「言語能力が高い者に低い者の作文を添削させる」のは明らかに変。
よって、答えは1
ピアについて詳しくはこちら
問4の解き方【教師によるフィードバックの留意点】
変な選択肢を切れば答えが出ます。
選択肢1
変な部分がないので保留。
選択肢2
誤りは人それぞれなのに「ヒントの与え方を統一」というのは明らかに変。
選択肢3
「意図が不明な文は指摘せず」が明らかに変。フィードバックの意味なし。
選択肢4
「間違いを強調して示す」が明らかに変。自信を持つことも大切。間違いを強調すると自信がなくなってしまう。
よって、答えは1
問5の解き方【ポートフォリオとは】
日本語教育でポートフォリオとは作文など授業の成果物のことです。
選択肢1
活動記録を作った場合はそれもポートフォリオになります。
選択肢2
そうです。
選択肢3
ポートフォリオは教材を保存することではありません。
選択肢4
ポートフォリオは、自作の作品集です。
学習者が授業で作ったものがポートフォリオです。
よって、答えは2