【過去問解説】令和元年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題6【2019】教案の書き方

R1試験Ⅲ
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問1の解き方

1.「ていく」の意味

空間的意味

①移動動詞+いく 

→その方法で行く

例)

今日は泳いでいきます。

走っていきませんか?

②身につける動詞+いく 

→その状態で行く

例)

スーツを着ていく。

花を持っていく。犬を連れていく。

③一般的な動作動詞+いく 

→その後で行く

例)

ご飯を食べていく。

ワインを買っていく。

時間による変化

前→→→→基準時→→→→後

てくる       ていく

例)

猫を飼う人が増えてきた。

これからも増えていくと思う。

持っていきます

その状態で行く

1.時間による変化

2.時間による変化

3.その状態で行く

4.その後で行く

答えは3

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問2の解き方

2.授業の終わりに自己評価の効果

①十分でない点を認識し、今後の学習目標に。

②学習成果を把握し、学習動機を高められる。

③授業の目標を意識し、学習に責任を持てる。

1.自己を評価するもの。他者と比べない。

答えは1

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問3の解き方

3.教案とは?

 授業前に作る授業のプラン

 教務主任がチェック。

 プリントアウトして100円均一のクリップボードに挟んで使っています。

教案作成上の留意点

①各活動の時間を分単位で。

②授業目標と活動のつながりを意識。

③学習者の想定発話を記載。

④既習事項は積極的に使う。

3.事前に想定しなかった私は何度も叱責されました…。

答えは3

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問4の解き方

インターアクション(やりとり)とは

 教師と学習者や学習者同士で行う様々な情報のやりとり。

 インターアクションを活発にすることで理解が促進されます。

言語処理の自動化とは

 言語処理(思ったこと言いたいことを言葉にして口にする)のために考えたり、思い出そうと頑張ったりせずに、自然に出せるようにすること。

1.聞くだけでもスキーマは活性化する。

2.目標に関係ない。負担をかけすぎるのはよくない。

3.モデル会話を覚えても目標は達成できない。くだものしか持っていけない。

4.一人ずつ発表するのはインターアクション(やりとり)ではない。

答えは4

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問5の解き方

5.授業の改善方法、どれがいい?

①複数の考え方はだめ、一つの観点で!

②課題はできるだけ多く設定し、自分の限界を超えよう!

③社会の変化に影響されず普遍的な方法で!

④具体的にどこに問題があるのか考えよう!

答えは4

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