平成30年度(2018)日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ問題1(7)の問題は【漢字の読みとつくり】です。平成29年度の日本語教育能力検定試験Ⅰ問題1(4)でも【漢字の成り立ち】が聞かれていますね。要チェックです。
解き方
「読み」と「つくり」とありますからまずは読みから見てみよう。
- ぎ
- ほう
- ご
- にん
- けい
そして「つくり」は全部「ごんべん」ですね。あれ?「ごんべん」じゃない右側の部分を見ると、全部、単独で文字になりますね。これも読んでみましょう。
- ぎ
- ほう
- ご
- にん
- じゅう
むむむ! 5だけ「けい」と「じゅう」!他の字は全部読み方が同じ!
よって、答えは5
仲間外れの漢字を探す問題
上の問題の1~4は形声文字といい、5は会意文字と言います。
形声文字とは、その漢字のカテゴリー+音でできている文字。上の漢字では「ごんべん」というカテゴリーでした。
会意文字とは、漢字が出会って新しい意味になった文字。上の漢字では「言」と「十」が出会って「計」という子供が生まれました。
漢字の成り立ちについての詳しい説明や日本語教育能力検定試験で出題される漢字の予想問題チャレンジ(解説付き)が下の動画にありますのでよかったら見てみてください。