平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅱの問題5は【日本語学習者向けの聴解教材】です。
1番
問1
「いいよ」がイントネーションによって、YESの意味と、NOの意味になっていますので、正解はaです。
問2
カラオケの知識がないと発話状況が想像しにくいので、正解はcです。
2番
問1
聴解試験の問題5で大事なのは、最初の質問です。ここを聞き逃さないようにしたいです。
本問では、最初に「姉と弟が話しています。弟は最後に分かったよ、と言いますが何を分かったのですか」と質問していますので、本文を聴くまでもなく、相手の意向を判断する目的があるのだなと分かります。
よって、正解はbです。
問2
話し言葉特有の表現が使われていますので、正解はdです。
3番
問1
適切なグラフを選ぶには、必要な情報を選別しなければなりませんので、本聴解問題は、問2の選択肢bの通り、問題の音声を聞かなくてもaが正解であると分かります。
問2
「よこばい」というキーワードが分からなければ解答できませんので、dが正解です。